ご祈祷
その1の続き zenpukuji-blog.com しかし、これは枝葉のことで、大事なことは天の部分です。 自分の中のアメ、天の部分がどのような境涯であるか、どのような波長の心持ちなのがとても大事です。 自分の法界、心の中の有り様によって見える世界が違います。 …
当山のは箕面というとこをにあります。箕は箕宿という星の一つに由来すると言う話もあります。また能勢の妙見さんんも近いことから、星に祈るという文化的な土壌のあるお寺です。 真言宗寺院では星祭りを節分にいたしますが、当山では星祭の本尊は妙見尊星王…
聖天さんにご祈願をすると、効験をいただいたと願いが叶ったと早く感じる方が多いです。 これまでのご祈祷をしてきた方には、翌日に霊験をいただいた方、3日目で風向きが変わったと霊験を感じる方がたくさんおられます。 とても早くお導きいただけるという方…
4月に初めて護摩修行を体験された方か久々に護摩修行に来られた。 前回の護摩修行を終えて以後のお話をしてくださいました。 前回は護摩の炎を間近で拝しながらの修行中、知らず知らずのうちに涙が溢れてきて止まらなかった。 しかし、今回は護摩修行中は冷…
当山の聖天尊のご祈願には、様々な願い事が申し込まれますが、中でも今回は金運のお話をします。 どのようにすれば、金運が上がるかという議論や術が様々なありますが、一つの考えとしてご紹介します。 生駒の聖天さんでは、 天尊の徳を、 慈悲を十一面観音 …
ある日の花水供でのご法楽をしている時、聖天尊が限前に現れた時にことをお話しします。 面白い事に、めちゃくちゃ関西弁でした。 お月様の優しい光に包まれたような感覚の中、お厨子の扉が開き、出てこられたのです。 そして、縁結びの印と真言を授かったの…
久々のブログ投稿です。 9月も月初めの浴油祈祷7日間が終わりました。 今回、聖天さんは敬愛のお姿であることを再認識しました。 敬愛は、密教では敬愛法、敬愛護摩など、恋愛成就や夫婦円満等をご祈願する方法であります。いわば愛情の修法です。 敬愛の祈…
先祖供養や祈願をしている方から、こんな質問がありました。 拝んでいると、嫌なことを思い出す、と。 それについて、お答えします。 我々は幼少期よりさまざまな経験をし、良いと思えるもの、よくないと思えるものがあり、そのうち良くない、つまり苦い経験…
有名な話がある。 ある信仰の厚いお婆さんが祈ると祈願が叶うというのである。 そのお婆さんは、唱え言葉として不思議な呪文を使って祈祷をしていた。 それは「油2升買った(こうた)」という呪文だった。 ある日真言僧がそのお婆さんの祈祷を見て、その呪文…
大日経には如実知自心という教えがあります。 自分の心のあり方を知る事が、サトリへの道である、と。 その覚りを体現したものを菩薩と言いますが、その菩薩は、元は菩提薩埵で、ボーディサットバとサンスクリッット語で読みます。 ボーディは、菩提、つまり…
人は様々な経験を阿頼耶識という魂のハードディスクに記憶されます。 楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しいこと、辛いこと、などなど、したこと、思ったこと、感じたことすべてです。 潜在意識とも解釈されますが、無意識のうちにしてしまう行為や言動、…
歓喜天尊は歓喜へと導く守護神です。 本地は本尊の十一面観音です。観音さまの大慈大悲そのものです。 歓喜と大慈大悲にどのような関係があるかというと、 大慈は、生きとし生けるものを慈しみ、苦を抜くこと。 大悲は、悲しみを共にし、楽を与えること。 こ…
7月の月初めの浴油祈祷3日目が終わった。 聖天さんは我々の、身近な存在であるが故に、行者と聖天尊の間での契りがあったり、その寺の聖天尊によって細かい性格が違うようである。 私が聖天尊を拝み始めた時、ある阿闍梨から、「分からなかったら聖天さんに…
十巻章という真言僧が学ぶべきテキストがある。その中に、『般若心経秘鍵』という弘法大師空海の著作物がある。 内容はいわゆる般若心経の解説本というところである。弘法大師空海の最晩年まで培ったことが書かれいるのだが、読むというより、唱えなさいと言…
4歳になるお孫さんに霊的に敏感な子がいる方からのご相談。 オバケがいると言って2階へいく階段を絶対に上がろうとしない。大人の目には見えないが、誰かいると必ず言うそうで、何度も遊びに来てもやはり階段は上がらない。 さすがに気持ち悪くなってきた家…