道を開く寺 善福寺のブログ

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妙見尊星王に教えてもらったこと その2

その1の続き

 

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しかし、これは枝葉のことで、大事なことは天の部分です。

 

 

 

自分の中のアメ、天の部分がどのような境涯であるか、どのような波長の心持ちなのがとても大事です。

 

自分の法界、心の中の有り様によって見える世界が違います。

 

法界という言葉は仏教用語でして、聞き慣れないと思います。

 

私なりの考えで言うと、

法は仏法や法律の字ですが、ルールでありシステム。全てを包括するもの。

界はくぎりという意味です。また世界の界です。

つまり、自分の捉えているところ、境地の違いによって、システムが変わるのです。

 

この人間が住む世界は3次元の物質世界。精神世界はもっと高い次元です。

 

高次元システムが働く事で、この3次元システムも共に働きます。

 

その自分のどの次元で物事を捉えているか、どの次元を生きているか、その違いによって環境も現象も変わるのです。

 

五行の木火土金水はエネルギーの作用ですが、

それに対して、密教では五大をたて、地水火風空により、構成されているというのです。

 

弘法大師空海は、五大に響きありと聲字実相義で言っています。

 

つまり、自然界や人間も五大で構成されています。それが響くということはエネルギーとして振動している。波動を持っているということなのです。

人がどのような波動を出しているかによって、現象として変わるのです。

 

高い波動の人は低い波動の人とは噛み合わないのです。人と物でも、場所でも同じです。

 

 

波動を上げる、また下げないで保つ。それが祈りや祈祷、お祓いが役割であると思います。

 

 

精神性を上げるには、勉強も努力も必要です。仏教ではハラミツ行という実践徳目を推奨します。

 

また、護摩行や瞑想など、たくさんの方法があります。

 

 

自分が捉えるの法界がより高次元になれば、この世の三次元的な悪影響も避けられるし、陰陽や五行も整い、より良い現実を生み出すこともできるのです。

 

その祈りこそが妙見尊星王の祈りです。

 

妙見尊を拝むことは自分自身を拝むことであり、幸せになりたいと思うならば、

 

先ずはこの森羅万象の世界の中で生かされていると言うことに感謝の念をもつこと、

時には五行の気の流れがよくなくても今を生かされていることに感謝の念を持つことが不可欠です。

 

夢がある、憧れる理想像がある、目標があるならば、心の中にその世界観があるわけなので、波動、心をその舞台に合わせるだけです。その目標の世界観をより深く知る事も大事です。目標実現のパラレルはあるのです。

 

密教では「発心即到」といって、心を発(おこ)せば即ち到るのです。理想の自分になると心を固めれば願いが叶うのです。ここで大事なのは、ロックオンです。それくらい深く知ることが心に刻まれ、その周波数に向けたシフトが始まるのです。

 

善福寺の妙見尊のお軸


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