仏教は小難しくてよくわからない。
正しいかどうかよりも、楽しかったらいい。
仏や神など信じない。
宗教じみたことはしたくない。
などなど、さまざまなご意見があるかと思います。
だからいつも思うのは、
お経を強制的に読ませることはしません。
日曜の礼拝も参加する必要はありません。
神や仏よりも、自分の心を大事にしてください。
それでいいです。
但し、次のことを忘れないでください。
仏教では、生まれながらにして仏としての性質をもっていると考えます。
それを菩提心と言います。字を見たらわかるように、心のことをなのです。
イライラ、悲しみ、楽しみ、などなど様々な感情は、心より起こります。
なぜ、そのような感情が湧き起こるのか、なぜあの人にイライラするのか、などを考察して欲しいと思います。
大日経ではその事を如実知自心といいまして、実の如く自ら心を知るという意味です。
それによって心のあり方、今考えている事が分かります。
なぜならば、目の前で起こる現象は自分の心が外界に反映されて目視と認知するという仕組みになっているからです。
全て、自分の心を起因としているのです。
だから、自分の心を大事にしてください。それは自分の中の神仏を大事にするということです。
ということは、経典や聖書などバイブルを学ぶこと、物事の考え方を学ぶことは、自分の中の神仏を大事にするということであり、自分を大事にするということです。
また、お寺や神社などで神様仏様に手を合わすと言うことは、自分の心の投影として目視するということですので、それはつまり、自分の中の神仏を大事にするということであり、自分を大事にするということです。
楽しいことが起こるにも、良くないことが起こるにも、自分の心がキーポイントです。
自分の心を知り、心を大事にすることは、人生が楽しくなる術となります。