善福寺で用意している、昔ながらの袋タイプの御守りには、本尊諸尊の梵字真言以外に、霊符を入れています。
ゴム印を作り、ご利益ごとに分けております。
霊符はコピーは効果が出ないとされていますので、御守りなどで大量に作成する場合は、ゴム印を作るようにと習っております。
御守り全てに内符はこだわって準備しています。
今から10年ほど前、それまでは御守り屋さんが用意したものを袋に詰めた状態で納品していただいていました。
ある日、お守りを返しに来られた方がいらっしゃいましたが、浮かない表情で返納されたのです。
とても気になって、御守りを眺めていますと、少し違和感を感じました。
そして、お守り袋の紐を解き、中の護符を見てみたところ、、、なんとお願いしていた護符とは全く違うものが入っていました。。。
しかも神社用のものでした、、、、
御守り一つで人の誰かの為になる!人を助けることができる!と信念を持っていた私にとってとても衝撃的な事件でした。
それ依頼、御守りの護符には、印刷だとしても全て私の直筆によるものを用意し、ご利益に応じて梵字を変えたり、霊符を作成するようにしています。
私も自分の車には、自分で祈念した霊符の入った御守りを車内にかけております。
お陰様で、事故をしないように守っていただいております。