聖天尊へのご供養は浴油供や如法供もありますが、当山では花水供にも力を入れてご供養をさせていただいています。
それはとても深秘で、浴油供のご祈祷に引けを取らないご利益があります。
如法供とは違った作法があります。
その花と水を作法によってご供養することで、祈願者が心願成就の花が咲くということなのです。
ある日、何故お供物をしなければならないかわかるか?と問われました。
お給仕では?と答えたのですが、そうではなく、恵みである、と。
そして、恵みを目に見える形として表すことで、恵みをいただけるようになる、と。
そんなやり取りをしたことがあります。
何故そうなるのかということは教えてくれませんでしたが、私なりにこういうことだろうなと説明できるようになりました。
聖天尊への敬意や祈願を通じて、自分自身の中の神仏にお供えをすることなのです。
その神聖な部分、自分の心の中にいる聖天尊が浮かび上がってこそ、聖天尊とつながるパイプが太くなるのです。
お供えは恵みであるということは、ご利益をいただいたという象徴です。
それを叶う前に用意して祈願することは、なりたい自分をしっかりイメージして、心が満たされているということを祈る、態度で示す。その、感謝をする。
ということなのです。
花水供も、花が開花する如く願いが叶う。
聖天尊とつながり、お陰様で物事が進む、その事を表すのが花水供なのです。
叶えたい事がある方、お悩みの解決、様々な願いについても、祈る心持ちは聖天尊への感謝によって、自然と物事が良くなります。
花水供特別祈祷 1座10,000円からのお供えでさせていただいております。お一人の個別祈祷ですので、予めご了承ください。
ご興味のある方、お問い合わせのある方はご連絡ください。
zenpukuji.17@gmail.com